📄 提案書 v2🎙 MTG進行台本📋 稟議書🏠 トップ

稟 議 書

項目 内容
件名 EC運用パートナー切替(株式会社そばに → XAUTO)およびAI在庫管理システム導入の件
起案日 2026年5月  日
起案部署 ________部
起案者 __________
決裁区分 業務委託契約の新規締結+既存委託先の切替(年間契約金額:360万円/税抜・解約縛りなし)
該当区分: □社長決裁 □取締役会付議 □部門長専決(金額規程に基づき要選択)
緊急度 通常(次月以降の運用切替を想定。Phase 0着手を先行し、本契約は社内合意後)
添付資料 ① XAUTO提案書 v2(2026-05-28)/② 現行委託契約書 写し/③ 既存パートナー対応案メモ(別添)

1. 要旨(3行)

  1. 現行EC運用委託(株式会社そばに、月額35万円〜/税抜)を解約し、XAUTOへ月額10万円で切替、同時にAI在庫管理システム(月額20万円)を新規導入する。
  2. 合計月額30万円(税抜)。現行比で月5万円・年60万円のキャッシュアウト削減に加え、AI在庫管理を追加予算ゼロで取得できる構成。
  3. 解約縛りなし契約のため、効果未達時のダウンサイドは限定的。「コスト削減 × DX投資」を同一稟議で意思決定できるタイミングと判断し、上申する。

2. 背景・現状

2-1. 現行EC運用委託の状況

項目 内容
委託先 株式会社そばに
月額委託費 350,000円〜(税抜/推定年420万円〜)
委託範囲 Amazon等のEC運用・広告運用・ページ改善
契約形態 月額固定/継続契約

2-2. 在庫オペレーション上の構造課題

当社は以下の構造的特性により、在庫判断の難易度が高い状況にある。

結果として、(a) 需要予測の前提が一定でない、(b) 工場間の生産按分判断が属人化、(c) 主力SKU欠品と裾モノSKU過剰在庫の同時発生、といった事象が日常化していると認識。社長より「AI推進」のご指示もあり、本件はEC運用コスト構造の見直しと、在庫オペレーションのAI化を同時に着手することを目的とする。


3. 本件の提案概要

3-1. XAUTOからの提案サマリー

項目 月額(税抜) 内容
EC運用代行 100,000円 Amazon中心の運用代行・広告運用・ページ改善・カタログ整備・在庫モニタリング
AI在庫管理「XAUTO Inventory AI」 200,000円 需要予測/推奨発注/全在庫一元可視化/工場別生産按分支援/LLM需要予測(段階導入)
合計 300,000円 解約期間の縛りなし/初期費用は原則なし(Phase 0費用は別途協議)

3-2. 契約条件のポイント


4. 本件のメリット(経済効果)

4-1. 直接コスト削減(確定効果)

期間 現行(そばに) XAUTO提案 削減額
月次 350,000円〜 300,000円 △50,000円〜
年次 4,200,000円〜 3,600,000円 △600,000円〜

4-2. AI在庫管理の業務インパクト試算(控えめ/標準 両論併記)

XAUTO提案書 v2 に基づく3シナリオのうち、稟議判断材料として控えめシナリオと標準シナリオの2本を併記する。いずれも仮置き値であり、Phase 0(現状診断)で当社実数に基づき再計算される前提である。

改善項目 控えめ 標準 備考
在庫管理工数削減(人件費換算) 月12万円 月20万円 時給4,000円仮置き/社内単価で再計算
欠品機会損失削減 月15万円 月40万円 Amazonランキング下落・サブスク解約の連鎖防止含む
過剰在庫保管費削減 月3万円 月8万円 拠点リバランス効果
月次インパクト(経常) 約30万円 約68万円
年次インパクト 約360万円 約816万円
AI投資(240万円/年)回収月数 約8.0ヶ月 約3.5ヶ月

加えて、過剰在庫キャッシュ解放(一時効果)として500万〜1,500万円の運転資金改善余地(仮置き)。

4-3. Amazon売上の成長余地(上振れ要素)

XAUTO提案:12ヶ月でAmazon売上 +30〜80%(レンジ目標、ベースラインによる)。現状ベースラインはPhase 0で測定・合意のうえKPI化するため、本稟議では「上振れ要素」として扱い、回収判断は4-2のみで成立する設計とする。

4-4. 投資判断としての構図

直接削減 △60万円/年(確定)+ AI在庫管理 経常効果 360万〜816万円/年(仮置き)+ 売上成長 上振れ余地

AI投資240万円/年は、控えめシナリオでも年間で回収可能な水準。標準シナリオ到達であれば、回収月数は約3.5ヶ月。


5. 本件のリスクと対策

5-1. リスク評価マトリクス

# リスク 発生確率 影響度 対策
R1 切替時のデータ・運用引継ぎ失敗 並走期間(1〜2ヶ月)・引継ぎチェックリスト合意後に旧体制停止/広告予算・出品ステータスは観測モードから入る
R2 XAUTOの運用品質が想定を下回る 解約縛りなし契約により、3ヶ月以内に判断可能/月次レビューでKPI進捗を可視化
R3 AI在庫管理の効果未達 Phase 0 で当社実数に基づき再シミュレーション/控えめシナリオでも投資回収可能な設計/解約縛りなし
R4 既存パートナー(株式会社そばに)との関係悪化 切替通知のタイミングは社長判断に従う/並走期間中の費用負担はXAUTO側で割引対応の用意あり/円滑な引継ぎを最優先
R5 データセキュリティ(原価・OEM契約情報の漏洩) 当社占有Workspace領域+XAUTOセキュア領域に分離保存/権限分離(原価・OEMは経営層と在庫担当のみ)/監査ログ保持/退会時30日以内に全データ削除(証跡発行)
R6 基幹システム改修の追加費用発生 月額20万円には基幹改修・大規模カスタム開発は含まれない旨を契約書で明記/追加発生時は事前見積→稟議

5-2. ダウンサイドシナリオの上限

最悪ケース(契約後3ヶ月で解約判断)でも、支出は約90万円(月30万円×3ヶ月)に留まる。一方、現行委託継続のみで得られる削減効果はゼロ。ダウンサイドが限定的かつ可視である点を強調したい。


6. 代替案の比較

6-1. 3案比較

観点 案A:現行維持 案B:XAUTO提案採用(推奨) 案C:EC運用のみ切替・AI在庫管理は見送り
月額コスト 35万円〜(現状) 30万円 10万円
年間コスト 420万円〜 360万円 120万円
EC運用 そばに継続 XAUTOに切替 XAUTOに切替
AI在庫管理 別途検討(別ベンダー or 内製) 同時導入 見送り
業務インパクト(年) 0円 360万〜816万円(仮置き) 0円(AI効果なし)
コスト削減効果 0円 △60万円/年 △300万円/年
DX推進 進まない 同時推進 進まない
切替リスク なし あり(R1〜R4) あり(R1〜R2)
属人化解消 進まない 進む 進まない

6-2. 案Aの問題点

社長指示の「AI推進」に対し、EC運用とAI在庫管理を別契約で並行調達した場合、(a) ベンダー間のデータ連携コスト発生、(b) 在庫判断と需要予測の主体分離、(c) 稟議が二度必要、の3点で意思決定スピードと運用効率が劣後する。

6-3. 案Cの問題点

EC運用コストは大幅に下がるが、社長の「AI推進」方針と整合せず、本件最大の構造課題(在庫オペレーションの属人化・欠品/過剰在庫の同時発生)が温存される。コスト削減のみで終わり、DX投資が次年度以降に繰り越される

6-4. 推奨:案B


7. 投資回収計画(3シナリオ)

シナリオ 月次経常効果 年次経常効果 AI投資240万円の回収月数 コメント
控えめ 約30万円 約360万円 約8.0ヶ月 当社実数がXAUTOの控えめ前提を下回っても、コスト削減分(年60万円)が下支え
標準 約68万円 約816万円 約3.5ヶ月 XAUTO既存クライアントA社(日用品系メーカー)と類似水準を達成した場合
積極 約123万円 約1,476万円 約2.0ヶ月 多SKU×多拠点の構造優位を最大限活用した場合

※すべて仮置きシナリオ。Phase 0 の現状診断で再計算する前提。

加えて:
- EC運用委託費削減 △60万円/年(確定)
- 過剰在庫キャッシュ解放 500万〜3,000万円(仮置き/一時効果)


8. スケジュール

Phase 時期 主なマイルストーン
Phase 0 契約前〜2〜4週間 ヒアリング・現状診断・KPIベースライン測定/助成金活用検討
Phase 1 契約後〜3ヶ月以内 全在庫一元可視化/日販自動計算/推奨発注/朝会Slack配信の稼働
Phase 2 〜12ヶ月以内 欠品アラート/発注書PDF自動生成/LLM需要予測/競合価格モニタリング
Phase 3 2027年〜(中長期) 自動発注/5拠点在庫リバランス/HD月次報告書自動生成/経営AIエージェント体制

並走期間(株式会社そばに との):1〜2ヶ月を Phase 0〜1 内に設定。広告予算・出品ステータスは観測モードから入り、データ・権限引継ぎ完了後に主体切替。


9. 必要な決裁・社内手続き

# 項目 担当 期限目安
1 本稟議の承認 社長 起案後__日以内
2 XAUTOとのNDA締結 法務/____部 承認後1週間以内
3 業務委託契約締結(XAUTO) 法務/____部 NDA後2週間以内
4 データアクセス権発行(Amazon SC/楽天RMS/自社EC/生産管理) 情シス/EC担当 契約締結後1週間以内
5 株式会社そばに への切替通知 社長判断によるタイミング決定 別途協議
6 関係部署(EC・生産・物流・経営企画)への展開説明 起案者 契約締結後2週間以内
7 Phase 0 キックオフ 起案者/XAUTO 上記完了後速やか

10. 添付資料

  1. XAUTO提案書 v2(2026年5月28日付)/全章
  2. 現行委託契約書 写し(株式会社そばに)
  3. 既存パートナー対応案メモ(切替通知タイミング案)
  4. (必要に応じて)助成金・補助金 候補リスト

11. 承認欄

役職 氏名 承認印 承認日 コメント
代表取締役社長
取締役
取締役
___部 部門長
経理/財務責任者
法務責任者
起案者

起案者所見(参考)

本件は「コスト削減」と「DX投資(AI在庫管理)」を同一稟議・同一ベンダー・同月発効で実現できる構成であり、社長指示のAI推進方針と整合する。解約縛りなし契約のため、Phase 0〜1(最初の3ヶ月)で効果検証を行い、不調時には早期撤退も可能。ダウンサイド限定/アップサイド大の投資判断と認識し、承認をお願いしたい。

なお、業務インパクト数値はすべて仮置きであり、Phase 0 の現状診断で当社実数に基づき再計算される前提である点を改めて付記する。

以上